AI vs 教科書が読めない子どもたち 実際に調査してみた

こんにちは、南中・丹中専門の個別指導塾の修徳ゼミナールです。

以前参加した公立高校入試分析のセミナーで紹介されていたので読んでみました。


AI vs. 教科書が読めない子どもたち

全国2万5000人の基礎的読解力を調査した結果が記載されていたので自塾が当てはまるかどうか試してみました。

【問1】

仏教は東南アジア、東アジアに、キリスト教はヨーロッパ、南北アメリカ、オセアニアに、イスラム教は北アフリカ、西アジア、中央アジア、東南アジアにおもに広がっている。

この文脈において、以下の文中の空欄にあてはまる最も適当なものを選択肢のうちから一つ選びなさい

オセアニアに広がっているのは(    )である。

①ヒンドゥー教   ②キリスト教  ③イスラム教  ④仏教

正解は②です。

中学生の正答率は62%でした。

うちの生徒は64%なのでほぼ同じです。

【問2】

次の文を読みなさい

Alexは男性にも女性にも使われる名前で、女性の名Alexandraの愛称であるが、男性の名Alexanderの愛称でもある。

この文脈において、以下の文中の空欄にあてはまる最も適当なものを選択肢のうちから一つ選びなさい。

Alexandraの愛称は(   )である。

①Alex   ②Alexandra   ③男性   ④女性

正解は①です。

調査結果では38%です。

うちの生徒は36%、コチラも同じくらいですね。

間違えた生徒はすべて④と答えていました。

聞いてみると「愛称」の意味が分かっていないようでした。

読解力より語彙力に問題がありそうです。

【問3】

次の文章を読みなさい

幕府は、1639年、ポルトガル人を追放し、大名には沿岸の警備を命じた。

上記の文が表す内容と以下の文が表す内容は同じか。「同じである」「異なる」のうちから答えなさい。

1639年、ポルトガル人は追放され、幕府は大名から沿岸の警備を命じられた。

①同じである   ②異なる

正解は②です。

調査結果では57%の正答率です。

うちの生徒は91%、こちらはかなり上回っています。

正直これはそれほど間違えないと思うですけどね。

うちの塾生が優秀だったことにしておきましょう。

3人に1人が、簡単な文章が読めない

問2の結果から導き出されているようにかなり危機的な状況です。

さらに読み進んでいくとショッキングな調査結果が書いてありました。

9つ挙げてありましたが特に気になったもの2つ挙げます。

読書の好き嫌い、科目の得意不得意、一日のスマートフォンの利用時間や学習時間などの自己申告結果と基礎的読解能力には相関はない

今まで読解力を付けるには読書をすれば良いと言われてきたことを否定するような結果には正直驚きました。

これを生徒が読んだら今まで指導してきたことの上げ足を取られそうです。

「スマホやったっていいじゃん!」

読解力と相関がないだけで試験で点数上げるためには学習量は必要だからね!

通塾の有無と読解能力値は無関係

塾では読解能力を高めることは出来ないといわれているのと同じですね。

確かに教科の指導をしているだけでは読解能力身につけさせることは難しいと感じています。

ただ問題を読み取る力はポイントを意識して読むように言い続けていくとだんだん身についていっていると普段指導していて感じます。

さらに読み進めていくとさらにショッキングな記述が

読解力を養うのにどのようなことが有効なのかを解明する科学的の研究は今のところない

一体どうしたらよいのか?

ここまできてそれが結論じゃ身も蓋もありません。

本書の中にも書いてありましたが経験上くり返して読むことが効果的だと思います。

筆者はデカルトの論文を大学時代から20回以上読んだそうです。

結局は昔から言われていることは科学的に証明できなくても経験上正しいということでしょうか。

少し救われた感じになりました。

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